げ‐らく【下洛】
1 比叡(ひえい)山などから京都にくだってくること。「勅宣三度に及びければ、力無く—し給ひけるに」〈太平記・一二〉 2 都から地方へくだること。上洛に対していう。〈日葡〉
けん‐ぶん【検分/見分】
[名](スル) 1 実際に立ち会って検査すること。調べ見届けること。「立地条件を—する」 2 見かけ。みてくれ。外見。「—よりないは金銀なり」〈浮・二十不孝・二〉
げんらい‐えこくど【還来穢国土】
仏語。極楽浄土に往生した人が、衆生を救い、ともに往生するために、この世にまた戻ってくること。
こう‐せい【後生】
1 あとから生まれてくる人。後世の人。「古人もそうだったし、—もそうでしょう」〈芥川・戯作三昧〉 2 あとから学ぶ人。後輩。後進。
こう‐がい【後害】
後日の害。将来ふりかかってくる災難。「—を恐れて口を閉ざす」
こうぎょう‐か【工業化】
1 一国の産業構造の中で、農業など第一次産業から、第二次産業、特に工業の占める比重が高まってくること。 2 ある製品を工場で生産できるようにすること。
こう‐い【厚意】
思いやりのある心。他人が自分に示してくれた気持ちについていう。厚情。「—にすがる」「—に感謝する」
後悔(こうかい)先(さき)に立(た)たず
してしまったことは、あとになってくやんでも取り返しがつかない。
こう【功】
1 すぐれた働き。りっぱな仕事。てがら。「—を立てる」「内助の—」 2 経験や努力の積み重ねで出てくる効果。ききめ。功用。「蛍雪(けいせつ)の—を積む」 3 金鵄(きんし)勲章の等級。一級から七...
こ‐あじ【小味】
[名・形動] 1 こまやかで趣のある味わい。また、そのようなさま。「—をきかす」「—なことを言う」 2 取引用語で、相場が動きはじめて売買におもしろみが出てくること。