杖(つえ)の下(した)から回(まわ)る子(こ)
杖を振り上げても逃げようとしないで、その下からすがりついてくる子供。自分を慕ってくるものには残酷な仕打ちはできないことをいうたとえ。杖の下に回る犬は打てない。
つか・ねる【束ねる】
[動ナ下一][文]つか・ぬ[ナ下二] 1 一つにまとめてくくる。たばねる。「髪を—・ねる」 2 腕などを組む。こまぬく。「手を—・ねて見ている」 3 統帥する。「全軍を—・ねる」
つかわさ・れる【遣わされる】
[動ラ下一][文]つかはさ・る[ラ下二]《動詞「遣わす」の未然形+尊敬の助動詞「れる」から》 1 「与える」の意の尊敬語。くださる。およこしになる。「お手紙でも—・れませ」〈洒・駅路雀〉 2 (...
つき‐あわ・せる【突(き)合(わ)せる】
[動サ下一][文]つきあは・す[サ下二] 1 二つのものを近づけて向かい合わせる。「ひざを—・せる」 2 両方を並べてくらべる。照合する。つきくらべる。「原簿と—・せる」 3 双方を対席させて話...
つき‐の‐いでしお【月の出潮】
月が出るとともに満ちてくる潮。つきのでしお。「和歌の浦に—のさすままに夜なく鶴の声ぞかなしき」〈新古今・雑上〉
つき‐はな・す【突(き)放す】
[動サ五(四)] 1 突いたり強く押したりして離れさせる。つっぱなす。「組みついてくる相手を—・す」 2 関係を絶って相手にしない。頼ってくる相手を見捨てる。つっぱなす。「親友からも—・される」...
つき‐まわり【月回り】
1 月ごとのまわり番。「—の当番」 2 月ごとにめぐってくる吉凶の運。その月のめぐりあわせ。「今月は—が悪い」
つくば‐ならい【筑波東北風】
筑波山の方角から吹いてくる風。北東風。つくばおろし。「襟につめたき春風は、—か、富士南(=南西風)、吹雪厭うて来たりける」〈伎・三人吉三〉
つけ‐うま【付(け)馬】
遊興費が不足したり、払えなかったりした客について、その家まで代金を取りに行く者。つきうま。うま。「—がついてくる」
つた・える【伝える】
[動ア下一][文]つた・ふ[ハ下二] 1 言葉などで知らせる。伝達する。「電話で用件を—・える」「大統領選の速報を外電が—・える」「皆さんにもよろしく—・えて下さい」 2 あるものを受け継いで残...