て‐だい【手代】
1 商家で、番頭と丁稚(でっち)との中間に位する使用人。 2 商店で、主人から委任された範囲内で、営業上の代理権をもつ使用人。支配人よりは権限が狭い。 3 江戸時代、郡代・代官・奉行などに属して...
て‐だし【手出し】
[名](スル) 1 物事に手を出すこと。物事に関係すること。「事業に—して失敗する」 2 世話をやくこと。「よけいな—をするな」 3 相手に争いなどをしかけること。「先に—したほうが悪い」
手出(てだ)し十層倍(じっそうばい)
いちばん初めに争いなどをしかけた者の罪は、他の者の十倍にあたるということ。
て‐だすけ【手助け】
[名](スル)他の人の仕事などを助けること。手伝うこと。また、その人。「いくらか—になる」「母を—する」
て‐だっしゃ【手達者】
[名・形動]書・技芸などに熟達していること。また、そのさまや、そういう人。「—な筆づかい」
て‐だて【手立て】
目的を達成するための方法・手段。「財政立て直しの—を講じる」「—がなくなる」
て‐だて【手楯】
歩兵が手に持って防御用に用いる細長い木楯。
て‐だま【手玉】
1 女の子のおもちゃの一。おてだま。 2 曲芸師が用いる小玉。 3 手首などにつけて飾りとする玉。 4 (「手球」と書く)ビリヤードで、キューで突く白い球。
手玉(てだま)に取(と)・る
手玉をもてあそぶように、人を思いどおりにあやつる。「善良な人々を—・る詐欺師」
て‐だまり【手溜まり】
物に触れるときの手の位置を固定するための作りもの。弓の握りや槍の柄などに用いる。また、その物に触れたときの感じにもいう。