てつげんぜんじかなほうご【鉄眼禅師仮名法語】
江戸前期の法語集。1巻。鉄眼道光著。元禄4年(1691)刊。「般若心経」に説く五蘊(ごうん)の真義を仮名文で説明したもの。心経大意。
てつげん‐ばん【鉄眼版】
⇒黄檗(おうばく)版
てつ‐こ【鉄子】
俗に、女性の鉄道ファンをいう。→鉄4 →鉄ちゃん
て‐つごう【手都合】
仕事の順序。手はず。また、仕事の繰り合わせ。「—をして間に合わす」
てつ‐ごうし【鉄格子】
1 鉄製の格子。 2 刑務所のこと。「—に入れられる」
てつ‐さいきん【鉄細菌】
化学合成を行う細菌で、二価鉄イオンを三価鉄イオンに酸化して得られるエネルギーを利用し、炭酸同化を行うもの。鉄バクテリア。
てつ‐さび【鉄錆】
鉄の表面に生じる酸化物。黒さびの水酸化鉄(Ⅱ)と赤さびの水酸化鉄(Ⅲ)がある。鉄銹(てっしゅう)。
てつ‐ざ【鉄座】
江戸幕府の鉄の専売機関。初め、鉄は自由取引であったが、安永9年(1780)大坂に銀座加役として設置され、専売制となった。天明7年(1787)寛政の改革の際に廃止。
てつ‐ざい【鉄材】
建築・土木工事などに用いる鉄製の材料。
てつ‐ざい【鉄剤】
鉄欠乏性貧血の治療に用いる薬剤。硫酸鉄や有機酸の鉄塩が用いられる。