ね‐な・く【音泣く／音鳴く】
［動カ四］声を立てて泣く。また、禽獣などが声をあげて鳴く。「はるかなる声ばかりしてきりぎりす—・くに秋の夜を明かしつる」〈続後撰・秋中〉
ねんきん‐じゅんびきん【年金準備金】
将来、契約者に対して支払う年金や給付金を賄うため、積み立てておく準備金。
ねぎ‐ぼうず【葱坊主】
ネギの花。球状の花を坊主頭に見立てていう。《季 春》「—雨降ればまたさむくなる／林火」
ねぎり‐こぎり【値切り小切り】
あれこれ言い立てて、値切ること。「八百屋などが来ると…やかましく—をする」〈寅彦・伊太利人〉
音(ね)に泣(な)・く
声を出して泣く。声を立てて鳴く。「わが園の梅のほつ枝に鶯の—・きぬべき恋もするかな」〈古今・恋一〉
のう【能】
１ ある物事をなしとげる力。はたらき。能力。「人を動かす—にたける」 ２ ききめ。効能。「薬の—書き」 ３ 技能。また、誇ったり取り立てていったりするのにふさわしい事柄。「机に向かうだけが—では...
ぬる‐み【温み／微温み】
１ 《動詞「ぬるむ」の連用形からか》 ㋐なまあたたかいこと。ぬるいこと。また、その程度。「どこか底に—を持った風が額に当る」〈鴎外・魔睡〉 ㋑ぬるま湯。「—汲みとり用意の気付け」〈浄・朝顔話〉 ...
音(ね)に立(た)・つ
声を立てる。また、声を出して泣く。「あしびきの山ほととぎす今日とてやあやめの草の—・てて鳴く」〈拾遺・夏〉
ねん‐れい【年齢】
生まれてから経過した年数。とし。よわい。年歯。「満(まん)—」「精神—」 [補説]「年令」とも当てて書く。特定の年齢の異称として、次のようなものがある。1 当歳(とうさい)15 志学(しがく)、...
のう‐か【農家】
１ 農業により生計を立てている世帯。また、その家屋。「専業—」 ２ 中国、戦国時代における諸子百家の一。農耕につとめ、衣食を充足することを主張した。
