かど‐かざり【門飾り】
新年に松など立てて門口を飾ること。また、その飾り。《季 新年》
かた‐つけ【型付け】
1 布に型紙を当てて、その模様をあらわし出すこと。また、その職人。 2 能楽で、演じる型の定め方。また、それを曲ごとに記した書物。
がた‐ばしゃ【がた馬車】
鉄輪をつけ、がたがたと大きな音を立てて走る乗合馬車。がたくり馬車。
かぞえ‐うた【数え歌】
1 「一つとや(一つとせ)…二つとや(二つとせ)…」などと順に数えたててうたう歌。多く頭韻を踏む。 2 古今集・仮名序の六義(りくぎ)の一。感じたことをそのまま表した歌とも、物の名を詠み込んだ歌...
かた‐あて【肩当て/肩宛】
1 物を担ぐとき肩に当てるもの。 2 単(ひとえ)の長着の衿肩まわりや肩の部分を丈夫にするため、肩の裏側につける布。 3 寝るとき肩に当てて冷えるのを防ぐ布。 4 具足の肩上(わたがみ)の下の襟...
かせ‐やま【鹿背山】
京都府木津川市にある山。布当(ふたぎ)の山。[歌枕]「見すててはかへるべしやは—の峰の紅葉のことと問はぬを」〈定頼集〉
かたみ‐の‐ころも【形見の衣】
1 死んだ人や別れた人の思い出となる服。形見の袖。「吾妹子(わぎもこ)が—なかりせば何物もてか命継がまし」〈万・三七三三〉 2 喪服。「今はとて—脱ぎ捨てて色変はるべきここちこそせね」〈玉葉集〉
風(かぜ)を食(く)ら・う
事態を察知する。感づいて、あわてて逃げる。「—・って逃げる」
か‐せい【化成】
[名](スル) 1 形を変えて他のものになること。 2 化合して別の物質になること。 3 育てて、成長を遂げさせること。 4 徳に感化されてよいほうに改めること。「万物を—するは、宰相のしわざな...
かぜ‐くも【風雲】
1 風と雲。風や雲。 2 《風に吹かれて流れる雲を見立てて》使いの者。「あしひきの山河隔(へな)り—に言(こと)は通へど」〈万・四二一四〉 3 「かざぐも1」に同じ。