いざ知(し)らず
《「いさ知らず」の「いさ」と感動詞「いざ」との混同によってできたもの》…についてはよくわからないが。…はともかくとして。「昔は—、現在こんな事を信じる者はいない」
いしかり‐がわ【石狩川】
北海道中央部を流れる川。石狩岳に源を発し、石狩湾に注ぐ。道内最長で、かつては平野部で著しく蛇行し、信濃川に次ぐ全国第2位の長さだったが、直流させる工事が進み、現在は利根川より短くなり約268キロ...
いしがけ‐ちょう【石崖蝶】
タテハチョウ科のチョウ。翅(はね)の開張5.5〜6センチ。翅を広げて止まり、翅は白色の地に地図状の黒褐色のすじがある。九州・四国からアジアの熱帯に分布。《季 春》
いし‐びや【石火矢/石火箭】
1 石または鉄・鉛などを飛ばして城攻めに用いた兵器。 2 近世初期に西洋から伝来した大砲のこと。「江戸屋勝二郎というては—でも崩れまい」〈浄・淀鯉〉
いず‐かた【何方】
[代] 1 不定称の指示代名詞。 ㋐どちら。どこ。「—に求め行かむ」〈伊勢・二一〉 ㋑どれ。いずれ。「—をも捨てじと心にとりもちては、一事も成るべからず」〈徒然・一八八〉 2 不定称の人代名詞。...
いせ‐へいし【伊勢平氏】
桓武平氏の諸流のうち平維衡(たいらのこれひら)の子孫をいう。伊勢・伊賀地方を根拠地とした。5代忠盛以後、中央政界に進出し、その子の清盛が武家としてはじめて政権を樹立した。
いそ【磯】
[名] 1 海・湖などの波打ち際。水際。特に、石の多い海岸。 2 波をかぶったり流れに洗われたりする岩石。 3 冠(かんむり)の縁(へり)の名。 4 琵琶・和琴(わごん)・箏(そう)の胴の側面...
いそのかみ‐でら【石上寺】
天理市にあった寺。寺跡については、遍昭(へんじょう)・素性(そせい)ゆかりの布留の良因寺、石上にあった在原(ありわら)寺など諸説がある。[歌枕]
いたずら【悪戯】
[名・形動](スル)《「徒(いたずら)」から》 1 人の迷惑になることをすること。また、そのさま。悪ふざけ。「—が過ぎる」「—な子」 2 いたずら小僧。いたずらっこ。「弁当箱をポンと抛(ほう)り...
いたずら‐もの【悪戯者】
1 いたずらをする者。いたずら好き。「手に負えない—」 2 みだらな者。特に、身持ちのよくない女性。「様子や言葉使のみを見て、—だと断定してはならない」〈荷風・濹東綺譚〉 3 「徒人(いたずらび...