て‐うす【手薄】
[名・形動] 1 手もとに金銭や物品をあまり持っていないこと。また、そのさま。「所持金が—になる」 2 人手が少なくて不十分なこと。「—な警備」
て‐うち【手打ち】
1 そば・うどんなどを、機械を使わないで手で打って作ること。「—そば」 2 売買契約や和解などが成立したしるしに、関係者一同が手を打ち鳴らすこと。転じて、契約や和解が成立すること。「—式」 3 ...
て‐うら【手占】
手の指をかわるがわる屈伸し、伸ばしたのを陰、屈したのを陽として、易の八卦(け)に当てて占うこと。てうらない。「先づ—を置いて見ませう」〈虎寛狂・居杭〉
てうり‐とう【天売島】
北海道北西部、日本海上の島。羽幌町に属する。海食崖が連なり、オロロン鳥やウミネコなど海鳥の繁殖地。
てえ
[連語]「と言う」の音変化。くだけた言い方。「ってえ」の形でも用いられる。「なん—やつだ」「するっ—と」
てえ
[連語]「と言う」の已然・命令形「と言え」の音変化。→ちょう[連語]「我のみや子持たる—ば高砂の尾の上(へ)に立てる松も子持たり」〈拾遺・雑賀〉
てえ◦り
[連語]《「とい(言)う」に完了の助動詞「り」の付いた「といえり」の音変化。主に古文書や漢文訓読系の文などで「者」を訓読するときに用いられる》上の文を引用し強調する意を表す。…ということだ。→て...
てえれ‐ば
[接]《「とい(言)えれば」の音変化。古文書や漢文訓読系の文章に用いられる》というわけで。以上の次第で。さて。「一方闕(か)けんにおいては、いかでかその嘆きなからんや、—ことに合力(かふりょく)...
て‐おい【手負い】
攻撃を受けて傷を負うこと。また、その傷を負ったもの。「—の兵士」「—の熊」
ておい‐じし【手負い猪】
傷を負った猪(いのしし)。追いつめられて必死の反撃を試みる者のたとえに用いる。