てんぽう‐の‐かいかく【天保の改革】
天保12〜14年(1841〜43)老中水野忠邦が行った幕府の政治・経済改革。倹約・風俗粛正を断行し、農村復興のための人返しの令、株仲間の解散、物価引き下げなどの諸改革を行った。また、江戸・大坂1...
てんぽう‐の‐ききん【天保の飢饉】
天保4〜7年(1833〜36)にかけての全国的な大飢饉。異常低温による大凶作となり、米価が高騰して餓死者が続出。各地に一揆・打ち壊しが発生し、江戸幕府の体制的危機を促した。
てんぽう‐れき【天保暦】
日本で最後の太陰太陽暦。天保13年(1842)改暦が決まり、弘化元年(1844)から明治5年(1872)の太陽暦採用までの約30年間用いられた。天保壬寅元暦(てんぽうじんいんげんれき)。
てんぽく‐げんや【天北原野】
北海道北部、天塩(てしお)川と頓別(とんべつ)川の下流から北の平野。
てんぽ‐ざけ【てんぽ酒】
むやみに飲む酒。やけ酒。「酒を飲むにも色々が有。色もなう飲むを—」〈伎・壬生大念仏〉
てんぽそうごう‐ほけん【店舗総合保険】
火災・落雷など火災保険の対象になる損害に加え、自動車の飛び込みや航空機の墜落など建物の外からの物体の落下・飛来・衝突、盗難、水災、騒擾(そうじょう)による損害などを塡補する目的の保険。専用住宅以...
てんぽ‐の‐かわ【てんぽの皮】
「てんぽ」を強めていう語。「何と—、申してみましょ」〈浄・源頼家源実朝鎌倉三代記〉
てんぽ‐ばいしょう【塡補賠償】
債務不履行に基づく損害賠償で、債務が履行されたならば債権者が得たであろう利益の全部の賠償。
テンポ‐プリモ【(イタリア)tempo primo】
音楽で、速度標語の一。「最初の速さで」の意。
テンポラリー‐ファイル【temporary file】
⇒一時ファイル