てんま‐はじゅん【天魔波旬】
仏語。欲界最上位の第六天にいる天魔の名。
てんまばし‐すじ【天満橋筋】
大阪市内を南北に走る道路の呼び名。城北公園通りと土佐堀通りを結ぶ。
てんまふ【天馬賦】
石川淳の小説。昭和44年(1969)、雑誌「海」に掲載。学生運動に取材した作品。
てんま‐ぶし【天満節】
説経節の一派。万治〜元禄(1658〜1704)ごろ、江戸で活躍した天満八太夫の語った曲節。宝暦(1751〜1764)ごろには衰退。
てんま‐ぶね【伝馬船】
「てんません(伝馬船)」に同じ。
てんま‐まつり【天満祭】
大阪市北区の天満宮の夏祭り。もとは陰暦6月25日、現在は7月25日に行われ、日本三大祭りの一。宵宮には鉾(ほこ)流しの神事、本祭りの夕方には船渡御の神事がある。天神祭。天満の舟祭。《季 夏》
てんま‐やく【伝馬役】
戦国時代から江戸時代、街道の宿駅で公的な貨客輸送を行うための課役。江戸時代には五街道の宿駅ごとに常備人馬数が定められていた。
てんまん‐ぐう【天満宮】
菅原道真(すがわらのみちざね)の霊である天満天神を祭った神社。全国各地にあるが、特に大阪市北区の大阪天満宮、京都の北野天満宮、太宰府(だざいふ)天満宮が有名。てんまぐう。→天神2
てんみょう‐がま【天明釜】
室町時代から下野(しもつけ)国佐野郡天明(栃木県佐野市)で製作された鉄製の茶釜の総称。地肌に工夫をこらし、地文のないものが多い。蘆屋釜(あしやがま)とともに茶人に珍重される。
てん‐めい【天命】
1 天の命令。天が人間に与えた使命。「人事を尽くして—を待つ」 2 人の力で変えることのできない運命。宿命。 3 天の定めた寿命。天寿。「—を全うする」「—が尽きる」 4 天の与える罰。天罰。「...