てん‐れい【典麗】
[名・形動]きちんと整っていて美しいこと。また、そのさま。「—な姿」
てん‐れい【篆隷】
篆書と隷書。
てんれいばんしょうめいぎ【篆隷万象名義】
日本に現存する最古の漢字字書。6帖30巻。空海撰。天長7年(830)以降成立。約1万6000字の漢字を542部に分類し、字音を表す反切と漢字注を施したもの。
てんれい‐もんだい【典礼問題】
カトリック教会の清朝中国での布教に際して、中国の信者に対して伝統的な祖先崇拝・孔子崇拝などの儀礼(典礼)をどの程度認めるかについて行われた論争。教皇が典礼への参加を禁止したため、雍正帝のキリスト...
てん‐ろ【転炉】
製鋼用の炉で、中で精製した金属を、炉体を回転させて取り出すもの。洋ナシ形をし、底部から空気または酸素を吹き込んで精製する。
てんろう【天狼】
日本の俳句雑誌。昭和23年(1948)、西東三鬼、橋本多佳子らが山口誓子を擁立して同人誌として創刊。のち、誓子主宰誌となる。平成6年(1994)3月に誓子が没し、同年6月をもって廃刊。
てんろう‐せい【天狼星】
大犬座のα(アルファ)星、シリウスの中国名。
てんろう‐せつごく【天牢雪獄】
豪雪に埋もれ、行き来も思うようにならない状態を、天の作った牢獄にたとえた語。 [補説]出典は江戸時代の「沢内風土記」。沢内は岩手県和賀郡沢内村(現、西和賀町)のこと。
てんろ‐き【転路機】
⇒転轍機(てんてつき)
てん‐ろく【天禄】
1 天から授かる幸福。天の恵み。 2 古代中国の想像上の動物。角があり、鹿または牛に似る。霊獣とされ、印章・墓石などに刻される。天禄獣。