よてい‐ちょうわ【予定調和】
1 ライプニッツの哲学で、宇宙は互いに独立したモナドからなり、宇宙が統一的な秩序状態にあるのは、神によってモナド間に調和関係が生じるようにあらかじめ定められているからであるという学説。→モナド論...
とんでも‐な・い
[形]《「とでもない」の音変化》 1 思いもかけない。意外である。「—・い人にばったり出会う」「—・い発明」 2 もってのほかである。「—・い悪さをする」 3 まったくそうではない。滅相もない。...
読(よ)んで字(じ)の◦如(ごと)し
読む文字がもっている意味のとおりである。書かれてあるとおりの意味である。「『師走(しわす)』とは—◦如く、『師(僧侶)が忙しさに走りまわる月』のこと」
よわよわ‐し・い【弱弱しい】
[形][文]よわよわ・し[シク]いかにも弱そうである。力や元気がなさそうである。「—・いからだつき」「—・い声で答える」 [派生]よわよわしげ[形動]よわよわしさ[名]
なから‐はんじゃく【半ら半尺】
[名・形動]中途半端であること。いいかげんであること。また、そのさま。「重忠は—で役目を粗末にするはな」〈滑・浮世風呂・二〉
身(み)は身(み)で通(とお)る
1 身分や貧富、賢愚にかかわらず、人はそれぞれ身の程に応じて生きてゆくものである。 2 人は結局、自分本位に生きてゆくものである。
な◦らし
[連語]《断定の助動詞「なり」の連体形「なる」に推量の助動詞「らし」の付いた「なるらし」の音変化》 1 …であるらしい。「すむ人もあるかなきかの宿—◦らしあしまの月のもるにまかせて」〈新古今・雑...
なま‐ぬり【生塗(り)】
塗り方が不十分であること。また、塗って、乾きが不十分であること。「—の看板」
にほんご‐がく【日本語学】
日本語を研究対象とする学問。国語学が研究の対象を日本語だけに絞って日本人の立場から自国語を研究する学問であるのに対し、外国語との比較によって、世界の中の一言語である日本語を研究する学問をいう。
に‐そん【二尊】
浄土教で、釈迦(しゃか)仏と阿弥陀仏。また、過去仏である釈迦と当来仏である弥勒(みろく)。 阿弥陀三尊のうち、観音と勢至の二菩薩(ぼさつ)。