そしし‐の‐むなくに【膂宍の空国】
《背中には肉は少ないところから》肥沃でない土地。「—を頓丘(ひたを)から国覓(くにま)ぎ行去(とほ)り」〈神代紀・下〉
そくりき‐あんま【足力按摩】
手だけでなく足も使ってする按摩。
其処(そこ)とな・し
どこと特定するわけでなく、全体にわたっている。一帯にわたっている。「—・く山路は雪にうづもれて名を頼みこし白川の関」〈夫木・二一〉
ぞく‐たい【俗体】
1 僧でない一般の人の姿。⇔僧体。 2 詩歌などのありふれた様式。 3 漢字の俗字。また、その字体。
そく‐しゅう【速習】
[名](スル)技能を短期間でならうこと。「パソコンを—する」「—コース」
ぞく‐しょう【俗称】
1 世間で通っている、正式でない呼び名。通り名。通称。 2 僧の出家前の名。俗名(ぞくみょう)。
ぞく‐じん【属人】
1 その人に属すること。法律などで、人を基本として考えること。⇔属地。 2 業務の管理などが、組織全体でなく特定の個人に属すること。「業務が—化する」「—的な評価」
たいしゃ‐いじょう【代謝異常】
生体内における代謝のはたらきが正常でないこと。また、そのために引き起こされる症状。生まれつき特定の酵素などが欠如している先天性のものと、痛風や糖尿病のように臓器障害によって起こるものとがある。
だい‐しらず【題知らず】
和歌の題名や詠まれた事情が明らかでないこと。また、その和歌。詞書(ことばがき)に用いられた。
たん‐いつ【単一】
[名・形動] 1 ただ一つであること。単独であること。また、そのさま。「—な(の)行動をとる」 2 そのものだけで、他にまじりもののないこと。複雑でないこと。また、そのさま。「—な(の)民族によ...