こ‐け【虚仮】
[名] 1 思慮の浅いこと。愚かなこと。また、その人。「—の一念」 2 仏語。真実でないこと。外面と内心とが一致しないこと。
[接頭]名詞などに付く。 1 見せかけだけで中身のない意を表す。...
此処(ここ)ばかりに日(ひ)は照(て)らぬ
ここにだけ太陽は照るわけでない。世間どこへ行っても生活の道はあるというたとえ。他へ移るときなどに捨てぜりふのように用いる。
ごく‐らく【極楽】
1 《(梵)Sukhāvatīの訳》仏語。阿弥陀仏の浄土。西方十万億土のかなたにあり、広大無辺にして諸事が円満具足し、苦患(くげん)のない、この上なく安楽な世界。浄土教の理想とする仏の国で、念仏...
こころ‐おそ・し【心鈍し】
[形ク] 1 熱心でない。いいかげんである。「はやも鳴けいはたの森の時鳥(ほととぎす)—・くは手向けせざりつ」〈夫木・八〉 2 《「こころおぞし」とも》心の働きがにぶい。気がきかない。「さやうの...
ごくちゅう‐けっこん【獄中結婚】
刑務所や拘置所に収容されている者が結婚すること。 [補説]収容されている者同士、または収容されている者とそうでない者の組み合わせのいずれも、婚姻届を提出して法的に結婚する権利が認められている。
こくみん‐せいとう【国民政党】
特定の階層でなく、国民全体の利益を代表することを標榜している政党。→階級政党
こころ‐あさ・し【心浅し】
[形ク] 1 思慮が浅い。考えが足りない。「いさめ聞こえしかば、—・しと思ひ給へりし」〈源・柏木〉 2 情が薄い。熱心でない。「かう参り来ることも難くなりにたるを、—・きにや誰も誰も見なし給ふら...
こころ‐がわり【心変(わ)り】
[名](スル) 1 心が他に移ること。変心。「男の—したのを責める」 2 心が正常の状態でなくなること。乱心。「心ひとつに覚(おぼ)し嘆くに、いとど御—もまさりゆく」〈源・葵〉 [補説]書名別項...
ご‐たち【御達】
《「ご」は婦人の敬称》 1 身分ある女性たちを敬っていう語。ご婦人がた。「粥(かゆ)の木引き隠して、家の—、女房などのうかがふを」〈枕・三〉 2 宮中・貴族の家に仕える上級の女房たちを敬っていう...
こじん‐てき【個人的】
[形動]個人を主体とするさま。個人に関するさま。公的でない立場や、他人と関わりない事柄についていう。プライベート。「—な意見」