でん‐え【伝衣】
《連声(れんじょう)で「でんね」とも》法脈伝授の証として師から弟子に伝えられる法衣。転じて、法脈を伝えること。
でん‐えい【電影】
1 いなびかり。稲妻。「山腹の—よりも速に滅する浮世の英雄」〈透谷・富嶽の詩神を思ふ〉 2 中国で、映画のこと。
でん‐えき【伝駅】
1 律令制の伝と駅。 2 宿継ぎの人馬。
でん‐えん【田園/田苑】
田と園(その)。田畑。また、田畑のある地方。いなか。「—風景」 [補説]曲名別項。→田園
でんえん【田園】
《原題、(ドイツ)Pastorale》ベートーベン作曲の作品。 ピアノソナタ第15番の通称。ニ長調。1801年の作。名称は、のちに楽譜出版社がその牧歌的な曲想にちなんでつけたもの。 交響曲第...
でんえんこうきょうがく【田園交響楽】
《原題、(フランス)La Symphonie pastorale》ジードの小説。1919年刊。盲目の少女と育て親である牧師夫妻およびその息子を主要人物に、少女をめぐる愛と信仰の確執を描く。
でんえんこうきょうきょく【田園交響曲】
《原題、A Pastoral Symphony》R=V=ウィリアムズの交響曲第3番。1918年から1921年にかけて作曲。1955年改訂。全4楽章。作曲者が第一次大戦に従軍したときに耳にしたラッ...
でんえん‐しじん【田園詩人】
田園を愛し、その生活や風物をうたう詩人。ワーズワース・陶淵明など。
でんえん‐しょうせつ【田園小説】
田園での生活や風物を題材とする小説。19世紀フランスの小説家ジョルジュ=サンドに代表される。
でんえんちょうふ【田園調布】
東京都大田区北西部の地名。大正7年(1918)渋沢栄一らの田園都市計画により開発された住宅地。