み‐かえし【見返し】
1 書物の表紙と本文との間にあって、両者の接着を補強する2ページ大の紙。一方は表紙の内側に貼りつけ、もう一方は「遊び」といって、本文に接する。 2 和装本で、表(おもて)表紙の裏にはる紙または布...
なん‐だって【何だって】
[感]相手の言葉をとがめたり、問い返したりするときに発する語。なんだと。「—、もう一度言ってみろ」 [連語] 1 《「なんだといって」の音変化》どういうわけで。どうして。なぜ。「—今まで黙っ...
何分(なにぶん)にも
なんといっても。とにもかくにも。「—昔の事なので思い出せない」
たな‐ばた【七夕/棚機/織女】
五節句の一。7月7日の行事。この夜、天の川の両側にある牽牛(けんぎゅう)星・織女星が、年に一度会うといい、この星に女性が技芸の上達を祈ればかなえられるといって、奈良時代から貴族社会では星祭りをし...
テンプラ
1 魚・貝・野菜などに小麦粉を卵・水で溶いた衣をつけ、植物油で揚げた日本料理。野菜類のものを精進揚げといって区別することもある。また西日本では、薩摩揚げをいう所もある。 2 《うわべを作るところ...
付(つ)かず離(はな)れず
近づきすぎず、そうかといって離れもしないで、一定の距離を保ちながら関係を続けるさま。また、中立的な態度をとるさま。不即不離。
てい‐ど【程度】
1 物事の性質や価値を相対的にみたときの、その物事の置かれる位置。他の物事と比べた際の、高低・強弱・大小・多少・優劣などの度合い。ほどあい。「文化の—が高い」「傷の—は大したことない」「—の差は...
つき‐ごや【月小屋】
かつて月経の期間中、女性が家族から離れて別居生活をした小屋。出血は穢(けが)れとされ、同じ火で煮炊きしたものを食べると穢れが移るといって別火生活をさせた。他屋(たや)。
と‐いって【と言って】
[連語] 1 (「これ」「なに」「どこ」に付き、あとに打消しの語を伴って)特に…ない、という意を表す。「これ—、楽しみはない」 2 (「…からといって」などの形で、あとに打消しの語を伴って)前述...
杖(つえ)ほどかかる子(こ)は無(な)い
杖のように頼りになる子はいない。わが子といっても、本当に頼りがいのある子はなかなかいないことをいう。