と‐いえども【と言えども/と雖も】
[連語]…とはいうものの。…といっても。「名人—、時には失敗する」→雖(いえど)も
とく‐べつ【特別】
[名・形動]他との間に、はっきりした区別があること。他と、はっきり区別して扱うこと。また、そのさま。格別。「—な(の)準備」「—な(の)感情は持っていない」「—に許可する」「—サービス」 [...
長持(ながもち)枕(まくら)にならず
大は小を兼ねるといっても、大きすぎては用をなさないこともある。杓子(しゃくし)は耳かきにならず。
なが‐ぎ【長着】
身丈が裾までの長さの和服。一般に着物といっているもの。昭和初期、文部省の裁縫教授書に記され、一般化した語。
とり‐よみ【取(り)読み】
先に読んだ者が読みちがえた場合、他の者がすぐにその続きを引き取って読み、次から次へと読み継いでいく方法。「先生は復習のためだといって—をさせた」〈中勘助・銀の匙〉
なあんて
[副助]《「なんて」の変化した語》 1 下に否定的な表現を伴って、ある物事を例示する。話し言葉で「なんて」を強調した、くだけた表現に用いる。…なんか。…などという。「大人—大うそつきだ」「できる...
とも‐びき【友引】
暦注の六曜の一。なにごとをしても勝ち負けがないといわれる日。この日に葬式を出すと、他人の死をさそうといって嫌う。友引日。
とって
《助詞「とて」の促音添加。近世語》 [格助]句または文を受けて、引用を表す。…と言って。…と思って。「年玉にいい—、おらが所ぢゃあ、いかいこと買ったよ」〈滑・浮世風呂・二〉 [接助]活用語の...
とは‐いうものの【とは言うものの】
[接]前に述べた事柄と相反する内容を導く語。そうはいっても。とはいえ。「—、やはりこわい」 [連語]《「ものの」は接続助詞》…といっても。…とはいえ。「近い—、歩いて三〇分はかかる」
甘(あま)く◦見(み)る
物事をたいしたことがないと、軽く見なす。なめる。「新人だからといって—◦見ると痛い目に合うぞ」