とう【唐】
中国の国名。618年、李淵が隋の恭帝の禅譲を受けて建国。都は長安。隋制を継いで律令制・均田制・府兵制などを確立。統一王朝は南北の文化の融合をもたらすとともに、領域の拡大と東西文化の交流は国際的...
とう【塔】
1 《「卒塔婆(そとば)」の略》仏教建築における仏塔。仏舎利を安置し、あるいは供養・報恩などのために設ける多層の建造物。 2 高くそびえる建造物。「教会の—」「テレビ—」 [補説]書名別項。→塔
とう【等】
[名]段階。等級。階級。「刑罰の—を減じる」 [接尾] 1 同種のものを並べて、その他にもまだあることを表す。など。「英・仏・独—のEU諸国」 2 助数詞。階級や順位を数えるのに用いる。「一...
とう【答】
1 返事。返答。「総て—の響きを鳴返していた」〈二葉亭訳・めぐりあひ〉 2 恨みをかえすこと。意趣がえし。仕返し。「此の北の方の—せむ」〈落窪・二〉
とう【統】
地質時代の区分の世(せい)に対応する地層区分の単位。更新世の地層を更新統という類。
とう【榻】
ながいす。また、寝台。「帝みずから—を降(くだ)りて」〈露伴・運命〉
とう【糖】
水に溶けやすく、甘味のある炭水化物。糖分。
とう【頭】
[名] 1 あたま。「黒き—かな、いかなる人の漆塗りけん」〈平家・一〉 2 集団の長。かしら。おさ。「右の—には造物所(つくもどころ)の別当」〈栄花・月の宴〉 3 「蔵人頭(くろうどのとう)」...
とう【薹】
アブラナやフキなどの花軸や花茎。→薹が立つ
とう【籐】
ヤシ科の蔓(つる)植物の総称。葉は長さ1〜2メートルあり、羽状複葉。茎は弾力があり強靭(きょうじん)で、籐細工に使用。雌雄異株。主に熱帯アジアやオーストラリア北部に分布。