と‐えん【兎園】
中国、梁(りょう)の孝王が河南省商丘県の東に築いた庭園。梁園。修竹園。
とえん‐かい【兎園会】
文政8年(1825)曲亭馬琴らが発起人となり、好事家が集まって結成した会。見聞を広めるため、珍説・奇談などを持ち寄って話し合った。→兎園小説
とえん‐さつ【兎園冊】
《梁(りょう)の孝王の蔵書が俚語(りご)で書かれていたところから》 1 俗語で書かれた卑近な書物。兎園冊子(とえんさっし)。 2 自分の著書を謙遜していう語。
とえんしょうせつ【兎園小説】
江戸後期の随筆集。曲亭馬琴ら編。12巻、他に外集・別集・余録など9巻がある。文政8年(1825)成立。兎園会の記録や考証を集録したもの。
トゥエンティー【twenty】
数の20。