うち‐つづ・く【打(ち)続く】
[動カ五(四)] 1 ある現象が、とぎれることなく長時間にわたる。「—・く長雨」 2 同じ現象が、間を置いて、また起こる。「昨年に—・く冷害」 3 同じものがつながる。「白い砂浜の—・く海岸」
兎(うさぎ)の糞(ふん)
ウサギの糞のように、物事がとぎれて続かないことのたとえ。
ウォルフガング‐こ【ウォルフガング湖】
《Wolfgangsee》オーストリア北西部にある湖。ザルツブルク州とオーバーエスターライヒ州にまたがり、北西から南東方向に約10キロメートルにわたって細長く延びる。ザルツカンマーグート地方の景...
鶯(うぐいす)の卵(かいご)の中(なか)の時鳥(ほととぎす)
ほととぎすは自分の卵を、うぐいすの巣の中に産んで育てさせることから、自分の子でありながら自分の子でないことのたとえ。
うけ‐ひ・く【承け引く】
[動カ五(四)]聞き入れる。承知する。同意する。承諾する。「禅師(ぜじ)様がわたくしの日ごろよりの心細い憂えをそこもとへお伝えなさいましたのを心よく御—・きくださいましたよし」〈堀辰雄・ほととぎす〉
いぬ‐ばこ【犬箱】
犬が伏した形に作った、雌雄で一対の小箱。昔、安産や子供の健康を祈るまじないに用いられた。犬張り子の源流といわれる。御伽(おとぎ)犬。
いっすんぼうし【一寸法師】
室町時代の御伽草子(おとぎぞうし)の一。背丈が1寸ほどの主人公が鬼退治をし、打ち出の小槌(こづち)の力でりっぱな若者になり、公家の姫と結婚し中納言にまで出世する。
う‐なみ【卯波】
卯月(うづき)(陰暦4月)のころ海に立つ波。卯月波。《季 夏》「四五月の—さ浪やほととぎす/許六」
あし‐ぎぬ【絁】
《悪(あ)し絹の意》太い糸で織った粗末な絹布。太絹(ふとぎぬ)。→縑(かとり)「五色(いついろ)の—一連(ひとつら)なりき」〈常陸風土記〉
あさは‐どり【浅羽鳥】
ホトトギスの別名。