糠(ぬか)に釘(くぎ)
ぬかに釘を打つこと。なんの手ごたえもなく、効き目のないことのたとえ。暖簾(のれん)に腕押し。ぬかくぎ。「いくら注意しても—だ」
糠(ぬか)を舐(ねぶ)りて米(こめ)に及(およ)ぶ
《「史記」呉王濞伝から》糠をなめ尽くせば、やがては米にまで手をつける。被害が徐々に拡大することのたとえ。
ぬけ‐がら【抜け殻/脱け殻】
1 昆虫や甲殻類などが脱皮した古い体皮。「ヘビの—」 2 中身のなくなったあとのもの。また、人がうつろな状態であること。「無人の—になった部屋」「魂の—」
ヌグウェンヤ【Ngwenya】
エスワティニ北西部の町。首都ムババネの北西約20キロメートル、南アフリカとの国境近くに位置する。旧石器時代のものとされる世界最古の赤鉄鉱の鉱山「ライオン洞窟」、マロロジャ自然保護区、スワジガラス...
ぬけ‐に【抜け荷】
江戸時代、主として日本に来航したオランダ人・中国人との間で行われた密貿易のこと。出買い。抜け買い。
盗人(ぬすびと)に追(お)い銭(せん)
盗人に物を盗まれたうえに、さらに金銭を与えること。損を重ねることのたとえ。泥棒に追い銭。
ヌジャメナ【N'djamena】
アフリカ中北部、チャド共和国の首都。同国南西部に位置し、チャド湖に注ぐシャリ川を挟んでカメルーンとの国境に接する。中世にはカヌリ王国の中心地になり、サハラ交易の中継地として栄えた。河港を有し、交...
にんい‐さいけん【任意債権】
本来は特定の給付を目的とするが、他の給付をもってこれに代えることのできる債権。
俄雨(にわかあめ)と女(おんな)の腕捲(うでまく)り
にわか雨は大降りでもすぐにやみ、女の腕まくりは驚くに足らぬところから、恐れるに足りないことのたとえ。
にど‐の‐つとめ【二度の勤め】
1 一度やめた者が、またもとの勤めに戻ること。昔は遊女の場合に使った語。 2 一度使ったものを、再び役立てて使うこと。