にちょう‐の‐ゆみ【二張の弓】
ふたはりの弓。武士が二心を抱くことや、節操をまげることのたとえ。「女の操を守って、—を引くまじとは」〈浄・女護島〉
にっ‐しん【日進】
日々に進歩すること。「西洋—の書を読むことは」〈福沢・福翁自伝〉
にじゅう‐けんりょく【二重権力】
1 二つの勢力が対立したまま権力を保持している状態。「革命政府と亡命政府による—支配が続く」 2 表面上の権力者とは別に、裏に潜む実力者が影響を及ぼす状態。「舞台裏から政権を操る—構造」
二度(にど)と再(ふたた)び
「二度と」を強調した言い方。「—会うことはなかった」
二度(にど)あることは三度(さんど)ある
二度あったことは必ずもう一度ある。物事は繰り返されるものである。
ニト【nit】
《nt、nitsとも書く》輝度の単位。1ニトは1カンデラ毎平方メートル。
にじゅう‐はけん【二重派遣】
派遣元から労働者の派遣を受けた派遣先Aが、その派遣労働者をさらに別の派遣先Bに派遣し、派遣先Bの指揮命令下で労働に従事させること。 [補説]派遣先Aが自社と雇用関係のない派遣労働者を派遣先Bの指...
にして‐も
[連語]《「にして」+係助詞「も」》 1 …であることを考えても。…する場合でも。とはいえ。「雨天—この記録は悪すぎる」「負ける—最善を尽くせ」 2 いずれの場合も例外ではない意を表す。…でも...
にばん‐ばえ【二番生え】
1 一度刈った草などが再び生えてくること。また、そのような草。 2 次男。「内儀のない息子、—の手代などに」〈浮・禁短気・三〉 3 後妻、継母。「針ほどを棒とは母の—」〈柳多留・初〉 4 愚かな...
なん‐の【何の】
《代名詞「なに」に格助詞「の」の付いた「なにの」の音変化》 [感]軽く否定したり受け流したりするときに用いる語。「—、これしき」「—、大丈夫だ」 [連語] 1 いかなる。どういう。「いったい...