とも‐ね【鞆音】
弓を射たとき、弦が鞆(とも)に触れて鳴る音。「心ある射手の舎人のけしきかな玉しく庭に—響きて」〈夫木・一〉
とも‐の‐うら【鞆の浦】
広島県福山市南部の鞆港を中心とする海域。瀬戸内海のほぼ中央に位置し、古代から海上交通の要所として栄えた。港には古い町並みや江戸時代の港湾施設が残る。大正14年(1925)に鞆公園として国の名勝に...
とも‐の‐お【伴の緒/伴の男】
大化前代、世襲的な職業で朝廷に奉仕した一団の人々。
とも‐の‐みやつこ【伴造/伴部】
1 (伴造)大化前代、職能をもって朝廷に仕えた伴(とも)を統率・管理した者。のちに部(べ)の制度が成立すると部の管理者と考えられるようになる。 2 (伴部)⇒伴部(ともべ)
とも‐ばこ【共箱】
書画骨董(こっとう)で、箱書きのある箱に納められているもの。また、その箱。
とも‐ばたらき【共働き】
[名](スル)夫婦がともに働きに出て生計を立てること。「共稼ぎ」の語感をきらってできた語。→片働き
とも‐びき【友引】
暦注の六曜の一。なにごとをしても勝ち負けがないといわれる日。この日に葬式を出すと、他人の死をさそうといって嫌う。友引日。
とも‐びと【供人】
供の人。従者。
とも‐ぶた【共蓋】
茶釜・水指(みずさし)・茶入れなどで、身と蓋とが同じ材質でできているもの。また、その蓋。⇔替え蓋。
とも‐ぶね【友船/伴船】
1 連れ立って行く船。 2 同じ船に一緒に乗ること。