とも【友/朋】
《「共」と同語源》 1 いつも親しく交わっている相手。友人。朋友(ほうゆう)。ともだち。「良き—に恵まれる」 2 志や目的を同じくする人。仲間。同志。「学問の—」「類は—を呼ぶ」 3 ふだん好ん...
とも【共】
1 同じであること。同一。「コートと—のドレス」「—の生地」 2 一緒。また、同時。「起居を—にした仲」 3 ㋐名詞の上に付いて、一対のものが同類である、また、同じ性質であるという意を表す。「—...
とも【伴】
世襲的職務をもって大和朝廷に仕えた官人の一団。のちに部(べ)の制度に発展・編成された。
とも【供/伴】
《「共」と同語源》 1 人の後ろにつき従って行くこと。また、主人に仕え、つき従う人。従者。「—を引き連れる」→御供(おとも) 2 (ふつう「トモ」と書く)能の役柄で、ツレのうち、太刀持ち・従者な...
とも【鞆】
古く、弓を射放したときの弓返りを防ぐため、左の手首に結びつけて弦(つる)を打ち止めた丸い皮製の道具。弦がこれに触れて音をたて、威容を示したといわれる。 [補説]「鞆」は国字。
とも【艫】
船の後方の部分。船尾。⇔舳(へさき)。
とも
[接助]動詞型・形容動詞型活用語の終止形、形容詞型活用語および助動詞「ず」の連用形に付く。 1 未成立の事実を条件とし、それに制約されずにある事柄が実現する意を表す。…としても。…ても。「どん...
と‐も
[連語]《格助詞「と」+係助詞「も」》 1 「と」を強める言い方。「このままですむ—思えない」「たぎつ瀬の中にも淀はありてふとなど我が恋の淵瀬—なき」〈古今・恋一〉 2 (同じ語の間で用いて)語...
とも‐あらい【共洗い】
化学実験において、分析などに用いる容器や器具が水に濡れている場合に、実験に使用する溶液ですすぐこと。中和滴定で使うピペットのように、分析対象の濃度に影響を与えないようにしたり、分析対象以外の物質...
と‐も‐あれ
[副] 1 いずれにせよ。とにかく。とまれ。「—今年も無事に終わった」 2 (「…はともあれ」の形で)上の事柄は別にして、一応の判断を述べるときに用いる。さておき。ともかく。とにかく。「成績は—...