おおとも【大伴】
姓氏の一。古代の中央豪族。5、6世紀に大連(おおむらじ)となる者が出、物部(もののべ)氏とともに大和朝廷の軍事力を担う有力な氏族となった。弘仁14年(823)、淳和(じゅんな)天皇の名大伴を避け...
みっとも‐な・い
[形]《「みともない」の音変化》見た目にわるい。体裁がわるい。「—・いなり」「—・いまねはしないでくれ」 [派生]みっともなさ[名] [用法]みっともない・みぐるしい——「客の前で兄弟げんかをす...
はん【伴】
[常用漢字] [音]ハン(漢) バン(呉) [訓]ともなう とも 〈ハン〉 1 連れ。とも。「伴侶(はんりょ)」 2 ともなう。連れて行く。おともをする。「随伴・同伴」 〈バン〉ともなう。「...
なん‐とも【何とも】
[副]《「なにとも」の音変化》 1 言葉にいえないほど程度がはなはだしいさま。「—あきれた話だ」 2 どうという限定のないさま。どうとも。「結果は—言えない」 3 (打消しの語を伴って)問題にす...
ざます
[助動][ざませ・ざましょ|ざまし|ざます|ざます|○|○]名詞、または名詞に準じる語に付く。丁寧に断定する意を表す。…でございます。…です。→ざあます「私(わちき)やあ、こんなおみくじは嫌ひざ...
きょう【共】
[音]キョウ(漢) [訓]とも [学習漢字]4年 〈キョウ〉 1 いっしょに。ともに。「共演・共学・共感・共存・共著・共通・共闘・共同・共有・共和/公共」 2 共産主義・共産党のこと。「反共・...
さばれ
《「さはれ」とも》 [接]しかし。だが。「吾は其悔の為にはかの憤を忘るべきか、—吾恋の旧(むかし)に復りて再び完かるを得るにあらず」〈紅葉・金色夜叉〉 [感] 1 まあ、とにかく。「—あけ給...
もと【本/元】
[名] 1 物事の起こり。始まり。「事件の—をさぐる」「うわさの—をただす」 2 (「基」とも書く)物事の根本をなすところ。基本。「生活の—を正す」「悪の—を断つ」 3 (「基」とも書く)基礎...
おおえ‐やま【大江山】
京都府北西部、丹波・丹後両地方の境をなす山。標高833メートル。山中に酒呑童子(しゅてんどうじ)が住んだといわれる洞窟(どうくつ)がある。源頼光の鬼退治の地ともされるが、それは京都市西方の老ノ...
そ
[感] 1 馬を追うときの声。「左奈都良(さなつら)の岡に粟(あは)蒔(ま)きかなしきが駒は食(た)ぐとも我(わ)は—ともはじ」〈万・三四五一〉 2 相手の注意を引く声。「あとも—とも言はば、一...