ひとり‐ごと【独り言】
聞く相手がいないのにひとりでものを言うこと。また、その言葉。独語。「ぶつぶつと—をつぶやく」 [補説]書名「ひとり言」「独ごと」は別項。
ひとり‐ぜりふ【独り台詞】
演劇などで、心中の思いなどを相手なしにひとりで言うせりふ。独白(どくはく)。モノローグ。
ひとり‐じまん【独り自慢】
他人がほめないのに、自分ひとりで自慢すること。
ひとり‐ばら【一人腹】
ひとりで腹を立てること。「相手知れずの—」〈浄・鑓の権三〉
ひとり‐もの【独り者】
1 結婚していない人。独身者。 2 ひとりで生活している人。
ひとり‐み【独り身】
1 結婚していないこと。また、その人。どくしん。「—を守る」 2 生活を共にする人のいないこと。ただひとりで生活を営んでいること。また、その人。
ひとり‐ぼっち【独りぼっち】
《「ひとりぼうし」の音変化。「ひとりぽっち」とも》仲間や頼る人などがいなくて、ただひとりであること。「—で置き去りにされる」
ぼっち
《「独りぼっち」の略》俗に、何かを一緒に行う仲間がいない人のこと。「—飯(めし)(=ひとりで食事をすること)」 [補説]平成22年(2010)ごろから使われ始めた語か。
ミトコンドリア‐イブ【mitochondrial eve】
イブの仮説で、現在の人類の母系祖先を遡っていったとき、最初にたどりつく、共通する一人の女性祖先のこと。 [補説]現在の人類はミトコンドリアイブの遺伝子を受け継いではいるが、人類がその女性から始ま...
ひとり‐ぎめ【独り決め/独り極め】
[名](スル) 1 他の人の考えや都合を聞かずに、自分だけで決めてしまうこと。「方針を—する」 2 自分ひとりで勝手に思い込むこと。「息子が店を継ぐものと—している」