にたり‐くじら【似鯨】
ナガスクジラ科のヒゲクジラ。全長約13メートル。赤道域から冷帯境界域の暖水域に分布。1940年代末に識別されるまでイワシクジラと同種として扱われていたが、腹部の畝(うね)が長く、ナガスクジラに似...
に‐だ・す【煮出す】
[動サ五(四)] 1 食物を煮てそのうまみを汁に出す。「鶏がらを—・してスープをとる」 2 煮はじめる。「早めに大豆を—・す」
ニカイア【(ギリシャ)Nikaia】
小アジアの北西部にあった古代都市。325年、ローマ皇帝コンスタンティヌス1世がキリスト教会最初の公会議を召集し、三位一体説をとるアタナシウス派を正統とし、アリウス派を異端とした。現在名イズニク。...
ニウエ【Niue】
南太平洋、トンガの東にあるニウエ島を占める国。首都アロフィ。英国保護領、ニュージーランド属領を経て、1974年に内政自治権を獲得し、ニュージーランドと自由連合関係を結ぶ。経済基盤が弱く、国際機関...
に‐びょうし【二拍子】
音楽で、二つの拍を一単位とする拍子。通常、強拍・弱拍の配置をとる。2分の2拍子・4分の2拍子など。
なんかい‐トラフ【南海トラフ】
駿河(するが)トラフに続き、日本列島に沿って日向灘(ひゅうがなだ)沖まで延びる細長い凹地(トラフ)。水深4000〜4800メートル。フィリピン海プレートの沈み込み帯にあたる。西南日本海溝。南海舟...
なんきょく‐たいりく【南極大陸】
南極を中心に広がる大陸。ほとんどが厚い氷に覆われるが、地質構造上は南極横断山地を境界として、楯状地の東南極(インド洋側)と古生代以後の変動帯の西南極(太平洋側)の二つに大別される。面積1391万...
ナンガ‐パルバット【Nanga Parbat】
カシミール地方、パキスタン支配地域にあるヒマラヤ山脈西部の高峰。標高8125メートル。1895年の登高の試み以来、多くの犠牲者を出し、魔の山とよばれた。1953年にドイツ‐オーストリア隊が初登頂...
ナンキン‐はぜ【南京黄櫨】
トウダイグサ科の落葉高木。菱形の葉は長い柄で互生し、秋に紅葉する。春から夏、黄色の穂状の花が咲き、穂の上部が雄花、基部が雌花。実は黒褐色に熟し、種子から蝋(ろう)をとる。中国の原産で、九州の一部...
なるこ‐きょう【鳴子峡】
宮城県北西部にある峡谷。鳴子温泉の西、荒雄川支流の大谷川の渓谷に沿って2.5キロメートル続くV字形の峡谷。奇岩・断崖が連なり渓谷美で知られる。なるごきょう。