とん‐し【豚脂】
豚の脂肪。ラード。
とん‐し【頓死】
[名](スル) 1 突然死ぬこと。急死。「旅先で—する」 2 将棋で、自分の王将の詰みを見落として詰まされてしまうこと。
とん‐しゃ【豚舎】
豚を飼う小屋。豚小屋。
とん‐しゃ【頓写】
1 急いで書き写すこと。 2 追善供養のため大勢が集まって一部の経を1日で写すこと。一日経。「一日—の経書きて、回向(ゑかう)して」〈仮・御伽婢子・一三〉
とん‐しゅ【頓首】
[名](スル)《「とんじゅ」とも》 1 中国の礼式で、頭を地面にすりつけるように拝礼すること。ぬかずくこと。 2 手紙文の末尾に書き添えて、相手に対する敬意を表す語。「—再拝」
とん‐しゅう【屯集】
[名](スル)群れ集まりたむろすること。「筑波辺に—した賊徒どものうち」〈藤村・夜明け前〉
とん‐しゅつ【遁出】
[名](スル)逃げ出すこと。「スパルタ人は—する者を捕て」〈竜渓・経国美談〉
とんし‐ゆ【豚脂油】
豚脂を精製したもの。無色で少し臭気がある。せっけんの原料や皮革油用。
とん‐しょ【屯所】
1 兵士などが詰めている所。 2 明治初めの警察署の称。
とんしょう‐ぼだい【頓証菩提】
仏語。速やかに悟りの境地に達すること。死者の追善供養のときなどに、極楽往生を祈る言葉として唱える。頓証仏果。速証菩提。