とんび【鳶】
1 「とび(鳶)1」に同じ。 2 用もなくうろつく者。また、通りがかりに店先や門口のものを盗む、こそ泥。「廊下—」 3 「鳶ガッパ」の略。《季 冬》
とんび‐あし【鳶足】
正座の形から折った両足を開いてその間に尻を落とすすわり方。
鳶(とんび)が鷹(たか)を生(う)む
⇒とびがたかをうむ
とんび‐ガッパ【鳶ガッパ】
男子の和服用防寒外套(がいとう)。インバネスの変形したもので、幅広の袖で、身頃(みごろ)にゆったりとしたケープがつく。二重回し。
とんび‐だこ【鳶凧】
1 鳶が羽を広げた形に作った凧。 2 《1の動きがふらふらしているところから》人をののしっていう語。「—め、うるさいは」〈伎・助六〉
鳶(とんび)に油揚(あぶらあ)げをさらわれる
ふいに横合いから大事な物を奪われることのたとえ。
とんふぁあ
《多く「トンファー」と書く》沖縄の武術で使われる道具の一。50センチ前後の木の棒で、垂直に握り部分をつけたもの。
トンブクツ【Tombouctou】
マリ中部の商業都市。ニジェール川北岸に位置し、トゥアレグ族が多く居住する。サハラ砂漠を縦断する隊商路の要地として、岩塩・金・象牙の交易で栄えた。15世紀にソンガイ帝国に支配され、16世紀前の最盛...
トンブクトゥ【Tombouctou】
⇒トンブクツ
とんぶり
ホウキギの実。粟(あわ)に似ており、三杯酢などにして食べる。形状や食感などから、畑のキャビア・陸のキャビアとよばれる。