ど・く【退く】
[動カ五(四)]いる場所を動いて、そこをあける。のく。「早く—・いてくれ」 [可能]どける
[動カ下二]「どける」の文語形。
ほど・く【解く】
[動カ五(四)] 1 結んだり、縫ったり、もつれたりしたものをときはなす。とく。「荷物を—・く」「着物を—・いて洗い張りする」「からんだ糸を—・く」 2 迷いや疑いをはらす。正しく判断する。「...
おお‐ど・く
[動カ四]おっとりしている。のんびりしている。おうようである。「人のさまいとらうたげに—・きたれば」〈源・東屋〉
[動カ下二]
に同じ。一説に「おどける」の意とも。「うち—・けたる声に言ひな...
み‐な・す【見做す/看做す】
[動サ五(四)] 1 仮にそうと見る。そうでないものをそうとする。仮定する。「雪を花と—・す」 2 判断してそうと決める。「返事のない者は欠席と—・す」 3 法律で、ある事物と性質の異なる他の事...
たん【綻】
[常用漢字] [音]タン(漢) [訓]ほころびる 縫い目がほどける。破れる。「破綻」
そら‐どけ【空解け】
結んである帯やひもなどが自然にほどけること。「—のしそうな帯を」〈魯庵・社会百面相〉
ちゃ・る【茶る】
[動ラ四]《「茶」の動詞化》こっけいな言動をする。ふざける。おどける。「与八様とした事が、余り—・って下さんすな」〈浄・難波丸金鶏〉
き‐すう【帰趨】
[名](スル)物事が最終的に落ち着くこと。行き着くところ。帰趣。「勝敗の—を見とどける」「人心の—するところを知らない」
ぎゃく【謔】
[音]ギャク(慣) キャク(漢) [訓]たわむれる おどける。たわむれる。たわむれ。「諧謔(かいぎゃく)」
きき‐ず・む【聞(き)済む】
[動マ五(四)]《「ききすむ」とも》聞きとどける。承諾する。「外に望みは何もない、どうか—・んで下さい」〈円朝・怪談牡丹灯籠〉