どう‐じょう【道場】
1 武芸の修練を行う場所。また、広く心身の鍛錬などを行う場所。「剣道の—」「断食—」 2 《(梵)bodhi-maṇḍa の訳「菩提(ぼだい)道場」の略》 ㋐釈迦(しゃか)が悟りを開いた菩提樹下...
どうじょう‐あらし【道場荒(ら)し】
武芸道場に押しかけて試合を強要し、勝つと金銭を要求などすること。また、その人。道場破り。
どうじょう‐がた【堂上方】
⇒堂上3
どうじょう‐け【堂上家】
⇒堂上2
どうじょう‐じ【道成寺】
和歌山県日高郡日高川町にある天台宗の寺。山号は天音山。開創は寺伝によれば大宝元年(701)、開山は義淵、開基は紀道成(きのみちなり)。安珍と清姫の伝説で有名。鐘巻寺。日高寺。→安珍清姫(あんち...
どうじょうじ‐もの【道成寺物】
歌舞伎・浄瑠璃の一系統。愛を誓った旅僧安珍に裏切られた清姫が、憤怒のあまり蛇体となってあとを追い、道成寺の鐘の中に隠れた安珍を、鐘ごと焼き尽くしたという道成寺伝説に取材したもの。歌舞伎舞踊では、...
どうじょう‐は【堂上派】
近世和歌の一派。二条家の歌学派中、細川幽斎(ほそかわゆうさい)以来の古今伝授(こきんでんじゅ)を受け継いだ公家歌人の系統。中院通勝(なかのいんみちかつ)・烏丸光広(からすまるみつひろ)・三条西実...
どうじょう‐やぶり【道場破り】
1 武芸の修行者が他流の道場へ行って試合をし、相手方をすべて打ち負かすこと。また、その人。 2 「道場荒らし」に同じ。
どうじょしょくはつず【童女飾髪図】
⇒二人麗子図
どうじょず【童女図】
洋画家、岸田劉生の絵画。油彩。大正12年(1923)の作。長女麗子の肖像画。赤い総しぼり柄の着物を着た麗子の立ち姿を描いたもの。第1回春陽会展に出展。神奈川県立近代美術館蔵。麗子立像。