そくはつ‐ちゅうせいし【即発中性子】
核分裂直後に放出される高速中性子。エネルギーは2メガ電子ボルト程度。1回の核分裂で、2ないし3個発生する。また不安定な状態にある核分裂生成物からは、β崩壊により遅発中性子が放出される。核分裂で放...
うりはだ‐かえで【瓜膚楓】
ムクロジ科の落葉高木。山地に生え、樹皮は緑色の地に黒い縞(しま)があり、マクワウリの実の色に似る。葉は円形で先が三つないし五つに裂ける。初夏、黄色い花が総状に垂れて咲く。材は柔らかく、楊枝(よう...
うんめい‐でん【温明殿】
平安京内裏十七殿の一。紫宸殿(ししんでん)の北東にあり、神鏡を安置した所。この殿舎に内侍所(ないしどころ)が設けてあった。おんめいでん。
うちゅうろんてき‐しょうめい【宇宙論的証明】
神の存在証明の一。自然界の因果系列をさかのぼって、始動者ないしは究極の原因としての神の存在を推論するもの。
エスキモー【Eskimo】
シベリア東端から、アラスカ・カナダ・グリーンランドに至る極北ないし亜極北地帯に住む、モンゴロイド系の民族。漁労や狩猟で生活するため、移動することが多い。 [補説]自称の民族名として「人間」の意の...
うち‐の‐みこ【内の御子】
「内親王(ないしんのう)1」に同じ。
えい【鱝/鱏/海鷂魚】
エイ目の軟骨魚類の総称。体は扁平で、ひし形ないし円形をし、尾は細長い。目は背面にあり、口とえらあなとは腹面に開く。えらあなは五対または六対ある。大部分は海産であるが淡水にすむものもある。卵生、ま...
えん‐げん【延言】
江戸時代の国学者の用語。もと1音であった語の一部が延びて2音ないしそれ以上となったとされるもの。「語らふ(←語る)」「老いらく(←老ゆ)」などの類。延音(えんおん)。
うすば‐きとんぼ【薄翅黄蜻蛉】
トンボの一種。体長約5センチ。頭部が大きく、体は橙色ないし黄色。群れて飛び、飛翔力が強く、大洋上でもみられる。
おお‐きさい【大后】
「おおきさき」の音変化。「—の、尚侍(ないしのかみ)を参らせ奉り給ひて」〈源・若菜上〉