縁起(えんぎ)でもな・い
不吉で縁起が悪い。「事故にあいそうだなんて、—・い」
縁(えん)もゆかりもな・い
何のかかわりもない。類義の語を重ねて強調した表現。「—・い他人」
遠慮(えんりょ)会釈(えしゃく)もな・い
相手の意向を考えないで強引に事を進めるようす。「—・く批判する」
応接(おうせつ)に暇(いとま)がな・い
《「世説新語」言語から》応接に追われて休む間のないほど、次々に人が訪れる。また、状況が次々と変化して、十分に応じきれない。
おえ‐な・い【負えない】
[形]《連語「負えない」の一語化》どうしようもない。手がつけられない。「『—・い妬漢(じんすけ)だよ』と、吉里は腹立しげに見えた」〈柳浪・今戸心中〉
おえ◦ない【負えない】
[連語]《動詞「お(負)う」の可能動詞「おえる」の未然形+打消しの助動詞「ない」》引き受けることができない。「手に—◦ない」「始末に—◦ない」
おお‐あきない【大商い】
1 手広い商売。また、取引額の大きい商売。「この年一番の—」⇔小商い。 2 取引で、売買高(出来高)が大きいこと。⇔薄商い。
おぎない【補い】
おぎなうこと。おぎなうもの。埋め合わせ。「休んだ仕事の—をつける」
おく‐ない【屋内】
家屋の内。建物の中。⇔屋外。
噯(おくび)にも出(だ)さ◦ない
物事を深く隠して、決して口に出さず、それらしいようすも見せない。おくびにも見せない。「自分の苦労など—◦ない」