なにげ‐な・い【何気無い】
[形][文]なにげな・し[ク]はっきりした考えや意図がなくて行動するさま。また、そのように見えるさま。さりげない。「—・いふうを装う」「—・く近づく」 [補説]「何気に」は「何気ない」の「ない」...
むげ‐な・い
[形][文]むげな・し[ク]《中世・近世語》薄情である。冷酷である。すげない。「—・い言分(いひぶん)して下んす」〈浄・淀鯉〉
さりげ‐な・い【然りげ無い】
[形][文]さりげな・し[ク]何事もないように振る舞うさま。それらしいようすを感じさせない。なにげない。「—・い心づかい」 [補説]「さりげに」は「さりげない」の「ない」を取り、形容動詞活用語尾...
こない
[形動](関西地方で)このようであるさま。こんな。語幹を副詞的に用いることもある。「—なものは見たこともない」「—言わはる」
おこない【行い〔行ない〕】
1 物事をすること。振る舞い。行為。行動。「万が一君にどんな間違った—があったとしても」〈里見弴・多情仏心〉 2 日常の生活態度。身持ち。品行。行状。「—を慎む」「平素の—が物を言う」 3 仏道...
あて‐おこない【充行/宛行】
所領や俸禄を給与すること。あてがい。
いい‐そこない【言(い)損ない】
言いまちがえること。言い誤り。失言。
でき‐そこない【出来損ない】
1 できあがりが完全でないこと。また、そのもの。「—の茶碗」 2 能力などが人並みでないことをののしっていう語。
しに‐ぞこない【死に損ない】
1 死ぬべき時期を逃してしまうこと。また、その人。 2 死なずに生き残っている人をののしっていう語。
み‐そこない【見損ない】
見損なうこと。見あやまること。「アンパイアの—」