ざっかけ‐な・い
[形][文]ざっかけな・し[ク]粗野である。また、ざっくばらんである。「印半纏(しるしばんてん)という—・い姿で」〈小島政二郎・食いしん坊〉
座(ざ)に堪(た)え◦ない
その場にいることが堪えられない。いたたまれない。「恥ずかしくて—◦ない」
様(ざま)は無(な)・い
体裁が悪い。みぐるしい。みっともない。「年がいもなくけんかしたりして—・いね」
ざる‐を‐え◦ない【ざるを得ない】
[連語](動詞・助動詞の未然形に付いて)…しないわけにはいかない。やむをえず…する。「悪天候が続けば登頂は断念せ—◦ない」
仕方(しかた)が無(な)・い
1 どうすることもできない。ほかによい方法がない。やむを得ない。「—・い。それでやるか」 2 よくない。困る。「彼は怠け者で—・いやつだ」 3 我慢ができない。たまらない。「彼女に会いたくて—・い」
しかた‐な・い【仕方無い】
[形][文]しかたな・し[ク]しかたがない。「考えても—・い」「—・くあきらめる」「うれしくて—・い」
し‐かね◦ない【仕兼ねない】
[連語]《動詞「しか(仕兼)ねる」の未然形+打消しの助動詞「ない」》⇒仕兼ねる2
しが‐な・い
[形][文]しがな・し[ク]《「さがない」の音変化という》 1 取るに足りない。つまらない。「—・い職業」 2 貧しい。みすぼらしい。「—・い暮らし」
歯牙(しが)にも掛(か)け◦ない
問題にしない。無視して相手にしない。「世間のうわさなんか—◦ない」
し‐きない【四畿内】
都に近い4か国。大和(やまと)・山城・摂津・河内(かわち)をいう。奈良時代に河内から和泉(いずみ)を分置し、五畿内となった。よつのうちつくに。→畿内