いなめ◦ない【否めない】
[連語]《「いな(否)む」の可能動詞「いなめる」の未然形+打消しの助動詞「ない」》 1 断ることができない。「せっかくの招待とあれば—◦ない」 2 否定できない。「経験不足であることは—◦ない」
意(い)に染(そ)ま◦ない
気に入らない。気がすすまない。「—◦ない縁談」
意(い)に満(み)た◦ない
満足できない。「—◦ない出来」
芋(いも)の煮(に)えたも御存(ごぞん)じない
芋が煮えたのか煮えてないのかの区別もつかない。世間知らずな者をあざけっていう言葉。
いわけ‐な・い【稚ない】
[形][文]いわけな・し[ク]分別がなく子供っぽく見えるさま。あどけない。がんぜない。「まだ—・くもいやしむいろえ包までいうに」〈鴎外・文づかひ〉 [補説]歴史的仮名遣いは「いわけなし」か「いは...
言(い)わないことではな・い
そうなると、あらかじめ言っておいたのに、それ見たことか。自分の助言を無視してしくじった人を非難していう言葉。言わんこっちゃない。
いわれ‐な・い【謂れ無い】
[形][文]いはれな・し[ク]正当な理由・根拠がないさま。不当である。いわれのない。「—・い疑いをかけられる」
言(い)わんこっちゃな・い
《「こっちゃ」は「ことでは」の音変化》「言わないことではない」に同じ。
いん‐ない【員内】
ある限られた数のうち。定員のうち。⇔員外。
いん‐ない【院内】
病院・寺院など、院とつく名の建物・組織の内部。特に、衆議院・参議院の内部。⇔院外。