く‐そう【口唱】
仏・菩薩(ぼさつ)の名を口に出してとなえること。「南無阿弥陀仏と、くも—遥かに声うちあげたれば」〈栄花・峰の月〉
きょう‐しょく【共食】
1 トーテムやその他の崇拝対象に供物をそなえ、それを共に食べる儀礼。崇拝対象との一体化を図り、集団の共同・連帯を確認、強化する意味がある。日本では、直会(なおらい)がその一例。 2 複数の人が一...
ぐ‐せん【供饌】
神に供物をそなえること。
くどく‐え【功徳衣】
仏語。安居(あんご)が終わったのち5か月間、僧に着用が許される衣。迦絺那衣(かちなえ)。
けち‐けち
[副](スル) 1 わずかな金や物をも出し惜しむさま。「—(と)金をためる」 2 細かいことを口やかましく言うさま。「男は外を歩くのが商売だ。そんなに—言ふなえ」〈伎・浮名横櫛〉
けい‐ちょう【軽重】
1 重量の軽いことと重いこと。また、その度合い。重さ。目方。けいじゅう。「品物の—を問わず料金は同一」 2 価値や程度の小さいことと大きいこと。また、その度合い。けいじゅう。「人の命に—はない」...
けせんぬま‐わん【気仙沼湾】
宮城県北東部、三陸海岸にある湾。湾口にある大島が東湾・西湾に二分し、湾奥に気仙沼市がある。湾内ではカキ・ノリなどの養殖が盛ん。三陸復興国立公園の一部。海域公園に指定されている。鼎(かなえ)ヶ浦。
く‐もつ【供物】
《「ぐもつ」とも》神仏に供える物。供養物。お供え。おそなえもの。
くま‐おくり【熊送(り)】
アイヌの儀礼・行事の一。熊を、神の化身と考え、その霊を神の国へかえすために行うもの。捕獲した子熊を一定期間飼育し、丁重な儀礼をもって殺し、祭壇にそなえ、その肉を共食し、神の国へ送る。同様の儀式が...
雲(くも)に梯(かけはし)
かなえられない高望み。達しがたい望みのたとえ。