くい‐のば・す【食(い)延ばす】
[動サ五(四)] 1 食べる量を少なくして、長くもつようにする。「携帯食を—・して救助を待つ」 2 出費を少なくして、細々と生活を維持する。「わずかな退職金で—・す」
きん‐みつ【緊密】
[名・形動](スル) 1 物と物とがすきまなくくっつくこと。物事の関係が密接なこと。また、そのさま。「—な連絡をとる」「更に—して行く車に車夫達の姿は見えなくなり」〈横光・上海〉 2 非常に厳し...
くう‐ぜん【空然】
[ト・タル][文][形動タリ]何も考えずにぼんやりしているさま。うつろなさま。「失望もなく希望もなく、ただ—として」〈独歩・空知川の岸辺〉
きんにく‐しつ【筋肉質】
[名・形動] 1 脂肪が少なく筋肉が発達している体つき。 2 (比喩的に)運営に無駄がなく、不利な状況にも適切かつ迅速に対応できるさまをいう。「企業にも—な体質が望まれる」
くい‐はぐ・れる【食い逸れる】
[動ラ下一][文]くひはぐ・る[ラ下二] 1 時機をのがして、食べ物にありつけなくなる。食べそこなう。くいっぱぐれる。「昼飯を—・れる」 2 生計を立てていくための手段をなくす。くいっぱぐれる。...
くく・む【銜む/含む】
[動マ五(四)] 1 口の中にふくむ。「例の—・んだような言語(ものいい)までが」〈二葉亭訳・夢かたり〉 2 表面に加えもつ。ふくむ。「緊笑(しめわら)いにも愛嬌を—・んで」〈二葉亭・浮雲〉 ...
き・れる【切れる】
[動ラ下一][文]き・る[ラ下二] 1 力が加わって、ひと続きのもの、つながっているものなどが分かれる。「ひもが—・れる」「緊張の糸が—・れる」 2 傷ついたり、裂け目ができたりする。「ひびが—...
口(くち)が干上(ひあ)が・る
生活手段を失い、食えなくなる。あごが干上がる。「職がなくて—・る」
くっ・する【屈する】
[動サ変][文]くっ・す[サ変] 1 ㋐折れ曲がる。かがむ。かがまる。「腰が—・する」 ㋑何かをしようとする意欲・気力がなくなる。くじける。「失敗に—・せずやりとおす」 ㋒負けて服従する。屈服す...
ぐ‐そく【具足】
[名](スル) 1 不足なく十分に備わっていること。「円満—」「主格客格の—した本式の文句」〈柳田・国語の将来〉 2 武具。甲冑(かっちゅう)。特に、「当世(とうせい)具足」の略。 3 所有する...