こし‐ぬけ【腰抜け】
1 腰の力が抜けて立てなくなること。また、その人。 2 意気地がなく、臆病なこと。また、その人。「もうあきらめるなんて。—め」「—侍」
こ‐かつ【枯渇/涸渇】
[名](スル) 1 水がかれること。かわいて水分がなくなること。「泉が—する」 2 物が尽きてなくなること。「資源が—する」「創造力が—する」
こうちょく‐か【硬直化】
[名](スル) 1 筋肉が収縮し固まって動かない状態になること。血管などの柔軟性がなくなること。 2 ゆとりがなく、変化に柔軟な対応のできない状態であること。「財政の—」「組織の—を招く」「権威...
ごつ‐ごつ
[副](スル) 1 表面がなめらかでなく、でこぼこしているさま。または、しなやかでなく、かたいさま。「—(と)した岩」「節くれだって—した手」 2 容姿や性格が粗削りであるさま。「—した乱暴な男...
けそり
[副] 1 物音や人気(ひとけ)がなく静かなさま。ひっそり。「宅(うち)は水のひいた様に—として来た」〈秋声・新世帯〉 2 あとかたもなく消えてしまうさま。すっかり。「病気も—と忘れる」〈長塚・土〉
けつ【潔】
[音]ケツ(漢) [訓]いさぎよい きよい [学習漢字]5年 1 汚れがなく清らか。清らかにする。「潔斎・潔癖/清潔・不潔」 2 余計なものがなく、すっきりしている。「簡潔」 3 心や行いがけじ...
け‐ぎらい【毛嫌い】
[名](スル)《鳥獣が、相手の毛並みによって好き嫌いをするところから》これという理由もなく、感情的に嫌うこと。わけもなく嫌うこと。「演歌を—する」
煙(けむり)にな・る
焼けて跡形もなくなる。すっかりなくなる。「火事で—・る」→煙(けぶり)となる
ぐんにゃり
[副]たわいなく曲がってしまうさま。また、力や気力のなくなったさま。ぐにゃり。「猛暑でレールが—(と)曲がる」「高熱で—(と)なる」
け・つ【消つ】
[動タ四] 1 ㋐火を消す。「世はただ火を—・ちたるやうに」〈源・匂宮〉 ㋑なくす。消滅させる。「世を保ち給ふべき御宿世(すくせ)は—・たれぬものにこそ」〈源・少女〉 2 蔑視する。ないがしろに...