うき‐た・つ【浮(き)立つ】
[動タ五(四)] 1 心楽しく、うきうきして落ち着かない状態になる。「旅行を前にして心が—・つ」 2 気持ちがうわずる。そわそわする。「反撃を受けてチームが—・つ」 3 周りのものから区別されて...
うきた‐の‐もり【浮田の森】
奈良県五條市の荒木神社の森。[歌枕]「かくしてやなほやなりなむ大荒木の—の標(しめ)にあらなくに」〈万・二八三九〉 [補説]のちには、京都市伏見区淀本町の与杼(よど)神社の森にもいうが、平安時代...
うき‐だい【浮き鯛】
春の大潮のときに、多数の鯛が浮き上がること。また、その鯛。潮流などの影響で水圧が急に減少し、浮き袋の調整ができなくなるために浮く。《季 春》
うけおい‐ちんぎん【請負賃金】
労働時間や仕事量に関係なく、請け負った仕事のでき上がりに対して支払われる賃金。出来高賃金。
うけ‐なが・す【受(け)流す】
[動サ五(四)] 1 切り込んできた刀を軽く受けて他にそらす。「相手の突きを払うように—・す」 2 ほどよくあしらって相手の攻撃をかわす。さりげなくあしらう。「記者の質問を巧みに—・す」「柳に風...
う‐ごう【烏合】
《烏(からす)の集まりの意》規律も統一もなく寄り集まること。
うご‐うご
[副] 1 うごめくさま。特に、得意になって鼻をうごめかすさま。「鼻の先うぞやき、—として笑ひどよめき」〈仮・浮世物語・一〉 2 元気がなく、うじうじしたさま。「おどせば則ちおどされて、—とまた...
うごう‐の‐しゅう【烏合の衆】
《「後漢書」耿弇伝から》規律も統一もなく寄り集まった群衆。
うさ・る【失さる】
[動ラ四]なくなる。消えうせる。「まだ御不憫(ふびん)が—・らずして」〈浄・袂の白絞〉
うさん‐くさ・い【胡散臭い】
[形][文]うさんくさ・し[ク]どことなく怪しい。疑わしい。油断ができない。「—・い人物」