そら‐おぼめき【空おぼめき】
知らない顔をすること。そしらぬふり。「御心のやうにつれなく—したるは、世にあらじな」〈源・蛍〉
そら‐で【空手】
《「そらて」とも》これといった理由もなく手が痛むこと。神経痛・リウマチなどで腕が痛む症状。
そろ・う【揃う】
[動ワ五(ハ四)] 1 二つ以上のものの、形・大きさなどが同じになる。「粒が—・う」「高さの—・った家並み」 2 整然と並ぶ。「机が一列に—・う」 3 全体が一つにまとまる。調和する。「足並みが...
それとなし‐に【其れと無しに】
[副]それとなく。それとはなしに。「—注意する」
それ‐のみ【其れのみ】
[副]《西鶴の小説に独特の用法》それだけでなく。それのみならず。それのみか。「—、宵より秋の夜の明くるまでとやかく思ふままになるこそ無念いくたびか」〈浮・一代男・二〉
それ‐こそ【其れこそ】
[副]そのことを強調するさま。まちがいなく。本当に。「失敗したら、—取り返しがつかない」
それ‐で
[接] 1 前述の事柄を受けて、それを理由としてあとの事柄を導く場合に用いる。それだから。それゆえ。そういうわけで。「納得できなくて、—また質問したのです」 2 前の事柄を受けて、話題を他に転じ...
ソリッド【solid】
[名・形動] 1 固体。また、固体状であるさま。「—にした整髪料」 2 堅固なさま。硬質であるさま。また、うつろでなく中まで密であるさま。「シンセサイザーを多用した—なサウンド」「プラスチックの...
そら‐はずか・し【空恥づかし】
[形シク]なんとなく恥ずかしい。「世にあらむ事こそまばゆくなりぬれと怖(おそ)ろしく—・しき心地して」〈源・若菜下〉
そら‐よろこび【空喜び/空悦び】
1 なんとなくうれしく思うこと。「この馬こそはや我が物よと思ひつつ—して」〈盛衰記・一九〉 2 喜んだかいのないこと。ぬかよろこび。「身共も公家になる楽しみ。—の裏が来て、恥をさらす縛り縄」〈浄...