なだ‐らか
[形動][文][ナリ] 1 傾斜の度合いがゆるやかなさま。「—な坂」 2 物の表面が角ばっていないさま。滑らか。「鏡という道具は…—に人の顔を写さなくては義理が立たぬ」〈漱石・草枕〉 「—なる石...
にご・る【濁る】
[動ラ五(四)] 1 液体・気体などに他の物質がまじりこんで透明でなくなる。「水が—・る」「煙で空気が—・る」⇔澄む。 2 色・音声などが鮮明でなくなる。「—・った声」⇔澄む。 3 精神などが健...
ふさが・る【塞がる】
[動ラ五(四)] 1 あいていた箇所が詰まる。すき間や穴がなくなる。「家が建って空き地が—・る」 2 物が詰まって通じなくなる。また、物がじゃまをして通れなくなる。「下水管がごみで—・る」「道が...
きょう‐しょく【矯飾】
[名](スル)うわべをとりつくろい飾ること。「—して言う」「誇りもなく、—もなく、不平もなく」〈有島・生れ出づる悩み〉
じれった・い【焦れったい】
[形][文]じれった・し[ク]物事がなかなか思うようにならないので、いらいらして気持ちが落ち着かない。はがゆい。もどかしい。「—・くて見ていられない」「もたもたして—・いやつだ」 [派生]じれっ...
まよ・う【迷う/紕う】
[動ワ五(ハ四)]《7が原義で、のちに「まど(惑)う」と混同された》 1 まぎれて、進むべき道や方向がわからなくなる。「山中で道に—・う」 2 どうしたらよいか決断がつかない。「進学か就職かで—...
バハウッディン‐びょう【バハウッディン廟】
《Bahouddin Majmuasi》ウズベキスタン南東部の都市ブハラの東郊にある霊廟。イスラム教の神秘主義教団ナクシュバンディー教団の開祖バハウッディン=ナクシュバンドを祭る。中央アジアにお...
うかさ・れる【浮かされる】
[動ラ下一][文]うかさ・る[ラ下二]《「れる」は、もと受身の助動詞》 1 高熱のために意識がはっきりしなくなる。「熱に—・れる」→熱に浮かされる[補説] 2 物事に心を奪われて、落ち着かなくな...
止(や)むを得(え)ず
しかたがなく。どうしようもなく。止むなく。「熱が出たので—早退した」
うか・れる【浮(か)れる】
[動ラ下一][文]うか・る[ラ下二]《「浮く」から派生した自発形か》 1 楽しくなって心がうきうきする。おもしろさに心を奪われる。「酔って—・れる」「月に—・れて歩く」 2 自然に浮く。浮かぶ。...