あかんたい‐ていあつたい【亜寒帯低圧帯】
大気大循環で亜寒帯の上昇気流がある地域。亜熱帯高圧帯の極側に位置し、ほぼ定常的に低気圧が存在する。北半球ではアリューシャン低気圧、アイスランド低気圧が属し、南半球では大陸の影響が少なく、帯状にな...
あがっ‐たり【上がったり】
[名・形動]《動詞「あがる」の連用形+完了の助動詞「たり」から》商売や仕事がふるわないで、どうにもしようがなくなること。また、そのさま。「こう不景気では商売も—だ」
あき‐がら【空き殻】
1 肉のない貝殻。 2 中身のなくなった入れ物。
あき‐ついり【秋入梅/秋黴雨】
《「あきつゆいり」の音変化という》梅雨のように降り続く秋の雨。《季 秋》「はてもなく瀬のなる音や—/史邦」〈猿蓑〉
商(あきな)いは牛(うし)の涎(よだれ)
商売は、牛のよだれが切れ目なく長く垂れるように、気長く努力せよということ。
秋茄子(あきなす)は嫁(よめ)に食(く)わすな
秋なすは特に味がよいので、憎い嫁に食わすなの意で、しゅうとめの嫁いびりをいったもの。一説には、からだが冷えるので大切な嫁に食わすなの意とも。また、種子が少ないので、子種が少なくなるから嫁に食わす...
あき‐の‐おうぎ【秋の扇】
1 秋になって使わなくなった扇。あきおうぎ。 2 《漢の宮女、班婕妤(はんしょうよ)が君寵を失った自分を秋の扇にたとえて詩を作った故事から》男の愛を失って捨てられた女のたとえ。団雪(だんせつ)の扇。
あきば【秋葉】
《「あきはばら(秋葉原)」の略。読みは「あきは」ではなく「あきば」となる。「アキバ」と書くことが多い》コンピューター店・アニメ店・ゲーム店などに独自のファッションの若者が集まる土地である、東京の...
あき‐び【空き日/明き日】
からだのあいている日。特に、遊女の、客がなくて暇な日。「お敵の方から—を頼み」〈浮・禁短気・五〉
あき‐らか【明らか】
[形動][文][ナリ] 1 光が満ちて、明るく物を照らしているさま。曇りなく明るいさま。「水の中に—な光線がさし透って」〈花袋・田舎教師〉 「夜深き月の—にさし出でて」〈源・椎本〉 2 はっきり...