うり‐とば・す【売(り)飛ばす】
[動サ五(四)]惜しげもなく安い値段で売る。思い切って売り払う。また、むちゃな売り方をする。「資金繰りに家屋敷を—・す」「二足三文で—・す」
ウルトラモンタニズム【ultramontanism】
信仰だけでなく、政治的にもローマ教皇の絶対的権威を主張する近代カトリックの運動。中部ヨーロッパから見てアルプスの「山の向こう側」((ラテン)ultra montes)にローマ教皇がいるのでいう。
うる・む【潤む】
[動マ五(四)] 1 湿りけを帯びる。また、水分を帯びて、くもったようになる。物の輪郭がぼやける。「霧に—・む町の灯」 2 目に涙がにじむ。「目が—・む」 3 涙で声がはっきりしなくなる。涙声に...
うるめ‐いわし【潤目鰯】
ニシン科の海水魚。全長約20センチ。マイワシより体は丸みを帯び、しりびれが小さい。本州中部以南の沿岸に回遊してくる。脂肪が少なく、干物にして美味。《季 冬》
うるわし・い【麗しい/美しい】
[形][文]うるは・し[シク] 1 精神的に豊かで気高く、人に感銘を与えるさま。心あたたまり、うつくしい。「—・い母性愛」「—・しい友情の発露」 2 形・色・容姿などが、目に快く映るさま。うつく...
うろ‐うろ
[副](スル) 1 あてもなくあちこち歩き回るさま。「道に迷って—する」 2 どうしたらよいかわからずに困りはてているさま。「突然の訃報に接して—(と)するばかりだ」 →まごまご[用法]
うろ‐おぼえ【うろ覚え】
確かでなく、ぼんやりと覚えていること。確かでない記憶。「—の漢字」 [補説]「うる覚え」は間違い。
うろ‐つ・く【彷徨く】
[動カ五(四)]目的もなくあちこち歩き回る。その辺りを行ったり来たりする。うろうろする。「のら犬が—・いている」
うわ‐うわ
[副](スル)言動に落ち着きがなく、気持ちがしっかりしていないさま。「—した…ほんの一時の出鱈目(でたらめ)だろうと」〈里見弴・多情仏心〉
うわ‐すべり【上滑り】
[名・形動](スル) 1 物の表面がすべすべしていて、よく滑ること。「雨で路面が—する」 2 物事の表面にとらわれて、本質を見抜けないこと。深みがなく軽々しいこと。また、そのさま。「—な(の)議...