なげ【投げ】
1 投げること。「槍—」「身—」 2 相撲・柔道の技の一。相手の回しや腕・首などに手をかけ、腰を入れて投げ倒すこと。上手(うわて)投げ・背負い投げ・首投げなど。「—を打つ」 3 囲碁・将棋で、終...
な‐げ【無げ】
[形動][文][ナリ] 1 ないように見えるさま。「事も—にやってのける」 2 無造作なさま。心のこもっていないさま。かりそめ。「—の筆づかひにつけたる事のは」〈源・夕顔〉
なげ‐あ・う【投(げ)合う】
[動ワ五(ハ四)] 1 互いに相手に向かって投げる。「枕を—・う」 2 野球で、投手が相手の投手と競って投球する。「エース投手と—・う」
なげ‐あし【投(げ)足】
1 足を投げ出して座ること。また、その足。 2 他人の行為などで迷惑を受けること。「そいで、其の—がわたへんとこへ来たんだすかいな」〈上司・兵隊の宿〉
なげ‐あみ【投(げ)網】
1 「投網(とあみ)」に同じ。 2 鴨捕り用の三角形の網。下方に長い柄をつけて、鴨が飛んでくるのを待ち構え、通過直前に投げ上げる。
なげ‐い・ず【投げ出づ】
[動ダ下二]投げ与える。なげだす。「ただあららかなる東絹(あづまぎぬ)どもを、押しまろがして—・でつ」〈源・東屋〉
なげ‐いだ・す【投げ出だす】
[動サ四]「投げ出(だ)す」に同じ。「果ては命を—・す、投げ丁半の旅稼ぎ」〈伎・五十三駅扇宿附〉
なげ‐いれ【投(げ)入れ/抛げ入れ】
生け花で、自然のままの風姿を保つように生けること。また、その花。室町末期に始まる。投げ込み。投げ入れ花。
なげいれ‐ばな【投(げ)入れ花】
「投げ入れ」に同じ。
なげ‐い・れる【投(げ)入れる】
[動ラ下一][文]なげい・る[ラ下二]投げて中へ入れる。投げ込む。「いかりを海に—・れる」