なじ・む【馴染む】
[動マ五(四)] 1 人になれて親しくなる。また、物事や場所になれて親しみをもつ。「都会の生活に—・む」「土地の言葉に—・む」 2 味わいや調子などが一つに溶けあう。ほどよく調和する。「家風に—...
ナジャ【(フランス)Nadja】
フランスの詩人ブルトンの散文作品。1928年刊。女性ナジャとの出会いによって現実のうちにひそむ超現実を実感するさまを物語った、シュールレアリスム文学の代表的作品。
ナジャフ【Najaf】
イラク中部、ナジャフ州の都市。同州の州都。バグダッドの南約150キロメートル、ユーフラテス川中流域にある。イスラム教シーア派の聖地。アッバース朝第5代カリフのハールーン=アッラシードが建てた、シ...
なじょう
[副]「なんじょう」に同じ。「—、かかる見苦しき人がさる事は思ひかくる」〈落窪・一〉 [連体]「なんじょう」に同じ。「さる幼きほどなれば、—わざをもえせず」〈宇津保・俊蔭〉 「—事にさは...
なじょうことかあら◦む
どうということがあろうか。問題にすることがあるものか。「ただ清き衣を着て詣でむに、—◦む」〈枕・一一九〉
なじょうことな・し
ことさら問題とするにあたらない。平凡である。「—・き人の、笑(ゑ)がちにてものいたう言ひたる」〈枕・二八〉
ナジラン【Najran】
サウジアラビア南西部の都市。イエメンとの国境近くに位置する。ワジに沿ってオアシスが広がり、古代より乳香交易の要地として栄えた。1930年代よりイエメンからサウジアラビア領になったため、イエメン風...
なじ・る【詰る】
[動ラ五(四)]相手を問いつめて責める。詰問する。「心変わりを—・る」