な‐せ【汝兄】
《上代語。本来「な」は一人称》女性が男性を親しんでよぶ語。あなた。いろせ。いろね。せ。「—の子やとりのをかぢし中だをれ我(あ)を音(ね)し泣くよ息(いく)づくまでに」〈万・三四五八〉
成(な)せば成(な)・る
やればできる。やる気があれば必ずやりとげられる。 [補説]上杉鷹山の「なせばなるなさねばならぬ何事もならぬは人のなさぬなりけり」、また武田信玄の歌に由来するともされる。
なせ‐る【為せる】
[連語]《動詞「な(為)す」の已然形+完了の助動詞「り」の連体形》なした。した。おこなった。「神の—業(わざ)」
ナセル‐こ【ナセル湖】
エジプト南部東、ナイル川中流にある人造湖。1970年、アスワンハイダムの完成によって出現。長さ500キロ、幅10〜30キロ。名はナセル大統領にちなむ。ハイダム湖。