なぞら・う【準ふ/准ふ/擬ふ】
[動ハ四]「なずらう」に同じ。「見ぬ人に形見がてらは折らざりき身に—・へるいろにかさねば」〈片仮名本後撰・春中〉 [動ハ下二]「なぞらえる」の文語形。
なぞら・える【準える/准える/擬える】
[動ア下一][文]なぞら・ふ[ハ下二] 1 ある物事を類似のものと比較して、仮にそれとみなす。擬する。なずらえる。「人生を航海に—・える」 2 まねて作る。にせる。なずらえる。「正倉院に—・えた造り」
なぞり‐がき【なぞり書(き)】
[名](スル)文字や絵などをなぞってかくこと。また、そのかいたもの。
なぞ・る
[動ラ五(四)] 1 すでにかかれた文字や絵などの上をたどって、そのとおりにかく。「手本を—・る」 2 すでに行われた事実や書かれた文章などをたどって、再現する。「事件の経過を—・っただけの小説...
謎(なぞ)を掛(か)・ける
1 なぞなぞの題を出して問いかける。 2 遠回しにわからせようとする。「—・けて報酬を暗に要求する」
謎(なぞ)を解(と)・く
1 なぞなぞの答えを当てる。 2 遠回しに言われたことの意味を理解する。 3 むずかしい問題などを解決する。「事件の—・く鍵(かぎ)」