なつ‐だいこん【夏大根】
早春に種をまき、夏から秋にかけて収穫する大根。小振りで、辛味が強い。なつだいこ。《季 夏》「貧乏な青物店や—/碧梧桐」
なつ‐だいだい【夏橙】
ナツミカンの別名。
なつっこ・い【懐っこい】
[形]「なつこい」の音変化。「—・くほほえみかける」
なつ‐つばき【夏椿】
ツバキ科の落葉高木。山地に自生。葉は楕円形で、互生する。夏、ツバキに似た白い5弁花を開く。庭木として植えられ、俗にシャラノキともいうが、別種。《季 花=夏》
なつ‐づた【夏蔦】
ツタの別名。
なつ‐とうだい【夏灯台】
トウダイグサ科の多年草。山地などに生え、高さ約30センチ。茎は紅色を帯び、切ると白い汁が出る。葉は先の丸い披針(ひしん)形で、互生するが、茎頂では5枚の葉を輪生する。6〜7月、暗赤色の花が咲く。...
なつ‐どなり【夏隣】
夏に近い晩春のころ。《季 春》
なつどまり‐はんとう【夏泊半島】
青森県中央部、陸奥湾のほぼ中央に突出した半島。青森湾と野辺地湾を分ける。北部の椿山(つばきやま)はツバキの自生北限地帯で国の天然記念物。東部の浅所(あさどころ)海岸はハクチョウの飛来地として特別...
なつ‐どり【夏鳥】
ある地域に春から夏に渡来して繁殖し、秋に南方へ渡る鳥。日本ではツバメ・カッコウ・ヨタカ・サンコウチョウなど。→冬鳥
なつ‐なか【夏中】
夏の最中。夏の盛り。「—に秋を知らするもみぢ葉は色ばかりこそ変はらざりけれ」〈貫之集〉