ナフチル【naphthyl】
ナフタレンの芳香環上の水素原子1個を除いた残りの原子団。C10H7-で表される1価の基。アリール基の一つ。ナフチル基。
ナフチル‐き【ナフチル基】
⇒ナフチル
ナフテン【naphthene】
石油に含まれるシクロアルカン(環状構造をもつ飽和炭化水素)の総称。代表的なものとしてシクロヘキサンが知られる。ナフテン系炭化水素。シクロパラフィン系炭化水素。
ナフテンけい‐たんかすいそ【ナフテン系炭化水素】
⇒ナフテン
ナフトール【naphthol】
ナフタレンの水素原子1個が水酸基で置換された化合物。特有の臭気をもつ昇華性の針状または板状結晶。水には溶けにくいが、ベンゼン・エタノールなどには溶けやすい。防腐剤・染料などの原料。化学式C10H7OH
ナフトール‐せんりょう【ナフトール染料】
水に溶けない性質をもつアゾ染料。ナフトール溶液で下漬けしてから乾燥し、これをジアゾ化合物の水溶液に浸して発色させる。木綿・レーヨンなどの染色に用いる。アゾイック染料。イングレイン染料。顕色染料。
ナフプリオン【Nafplion/Ναύπλιον】
ギリシャ、ペロポネソス半島北東部にある都市。アルゴリコス湾に面する港があり、東ローマ帝国やベネチア共和国の支配の下、何度も要塞化され、パラミディ要塞やアクロナフプリア要塞が残っている。1828年...