なま‐むぎ【生麦】
手を加えてない、生の麦の実。
なまむぎ【生麦】
横浜市鶴見区南西部の地名。江戸時代は東海道沿いの漁村であったが、現在は海岸が埋め立てられて京浜工業地帯の一部をなす。
なまむぎ‐じけん【生麦事件】
文久2年(1862)薩摩(さつま)藩の島津久光一行が江戸からの帰途、横浜生麦村にさしかかった際、騎馬のまま行列を横切った英国人4人を殺傷した事件。→薩英(さつえい)戦争
生麦生米生卵(なまむぎなまごめなまたまご)
早口言葉の一。ガ行音・ナ行音・マ行音が連続・接近していて、発音しにくい。
なま‐むつか・し【生難し】
[形シク]なんとなくめんどうである。こうるさい。「しばしは、—・しう煩はしきやうにはばからるることあれど」〈源・夕霧〉