なます
[助動][なませ|なまし|なます|なます|なますれ|なませ]《「なさいます」の変化形「なはいます」「なはます」の音変化。近世後期の遊里語》動詞の連用形に付いて尊敬の意を表す。…なさいます。「お家...
なます‐ざら【膾皿】
なますなど汁気のある副菜を盛る皿。直径15センチ程度で、縁が立ち上がった形をしている。
ナマステ【(ヒンディー)namaste】
[感]あいさつに用いる語。おはよう。こんにちは。こんばんは。
膾(なます)に叩(たた)・く
細かに切り刻んで膾にする。転じて、大勢で人をめった打ちにする。「—・けと声々にをめいてかかれば」〈浄・聖徳太子〉
膾(なます)を吹(ふ)・く
⇒羹(あつもの)に懲りて膾(なます)を吹く
なまず【癜】
斑点を生じる皮膚病。表皮が癜風(でんぷう)菌という真菌に感染して起こり、冒された皮膚の色により、白なまず・黒なまずという。
なまず【鯰】
1 ナマズ目ナマズ科の淡水魚。流れの緩やかな川や湖沼の泥底にすみ、全長約50センチ。頭部は縦扁するが尾部は側扁し、うろこはない。口ひげは4本ある。体色は暗褐色ないし緑褐色で、雲形斑紋のあることが...
なまず‐え【鯰絵】
《大ナマズが動いて地震を起こすという俗信から》大ナマズと地震を主題にした錦絵。安政2年(1855)10月2日の夜、江戸を襲った安政の大地震の直後から多数発行された。
なまず‐ぐま【鯰隈】
歌舞伎の隈取りの一。鼻脇から下部へ、墨で鯰ひげを描くのが特徴。鯰坊主(なまずぼうず)に用いる。
鯰(なまず)に瓢箪(ひょうたん)
⇒瓢箪鯰(ひょうたんなまず)